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ルサンチマン

年々、日本を取り巻く鬱々とした雰囲気が増してきているように感じます。
数年前には勝ち組、負け組といった言葉やプロレタリア文学が取りざたされた時期がありましたが、現在の日本はその頃以上に鬱々としているのではないでしょうか?
それにもかかわらず、そのことが殊更取り上げられなくなったのは、いよいよこの閉塞した状況がトレンドではないことが共通の認識となったためでしょうか。

ここのところのフジTVに対する一連の抗議行動は、いわゆる負け組の鬱積しつづけたルサンチマンがいよいよ小爆発をおこしつつある、そんな気がしてなりません。
私としてはこの一連の騒動の成り行きがとても気になっています。
仮にフジTVという社会的強者から何らかの譲歩を引き出すようなことになれば、それは今後の市民活動の転換点になりうるのではと思っているためです。また、仮に今回の問題が不発に終わったとしても、同じような活動がこれに続いて引き起こされるとも考えています。

この状況を改善するには日本社会ないしは日本人は何らかの変革が必要だと思っています。とりわけ社会システム
の変革には人々が立ち上がることが必要不可欠であるといえるのではないでしょうか。ルサンチマンに由来する強者への攻撃性が必要になることもあるでしょう。

ただ、翻って我々一人ひとりが自らに対して変革を起こす必要がある場合には、他者への攻撃性というのは自分を省みる際には足枷でしかありません。
他者を攻撃することが自分の惨めな状況を一夜にして変えてくれる特効薬ではないことを理解し、鬱積した感情に悩みながらも日々の暮らしを愚直に積み重ねていくような精神性がこれからの日本人には必要になるとも思います。

社会に対しては大胆に主張し、自分に対しては実直に過ごす事が沈み行く日本において必要なことではないでしょうか。

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