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比例代表について

民主党勝ちましたね。
その速報番組を見ながら思った疑問について。
今日は比例代表についてです。

復活当選という仕組みがありますが、あれはどうなんでしょうか。
なぜ疑問かというと、現行の制度を許していると全国の比例票によって復活当選した議員が、次回の総選挙に向け自分の小選挙区に対して利益をもたらす政策を実現する、といったことが起こりうるためです。
また、あの政党に期待して投票したけど、何であの族議員が当選しちゃうんだよ、なんてことも起こるわけです。これでは民主主義ではないですね。

じゃあ、どうしたらよいかですが、政党の方向性に期待して投票したわけなので、政党としての意見を反映させるための原動力とすればよいわけです。つまり、比例代表で獲得した議席の数だけその政党の議員を当選させるわけではなく、採決のときに政党として賛否を投ずる権利(票数)を議席数分のみ付与すればよいということです。

党議拘束のかかった採決においては投票結果は変わらないと思うのですが、有権者にNOを突きつけられた議員から議員バッチを外すべきではないでしょうか。
いかがでしょう。

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子ども手当と配偶者控除

久しぶりに時事ねた投稿です。
子ども手当ってあるじゃないですか。民主党の。
ボクはあれ賛成なんですが、今回のマニュフェストによると子ども手当て設立にあたって、配偶者控除が廃止されるそうです。

ここに対する是非はイロイロとあると思うのですが、配偶者控除と子ども手当って似てると思いませんか?

とはいえ、配偶者控除っていまいち良くわからなかったので調べてみました。
国税庁のHPによると配偶者控除というのは

納税者に所得税法上の控除対象配偶者がいる場合には、一定の金額の所得控除が受けられます。これを配偶者控除といいます。

だそうです。
ざっくりいうと、結婚していて配偶者の年収が一定制限以内にあると、税制上の優遇を受けられる、ということらしいです。

調べてみるとますます似ている気がします。
ある特定の状態にある人を金銭的に優遇する、という点では一緒で、何が違うかというとある状態というのが子どもがいるか、配偶者がいるかという点のみ。
金銭的優遇の根底にある考え方としても、配偶者や子どものいる家庭はお金が厳しいから優遇しましょうというところによるのだと思います。
なので、本来であれば子ども手当に反対するためには配偶者控除にも反対をせねばならないということが言えると思います。

ここまでは、受け取る側の視点で考えてみましたが、国全体の効用という点で配偶者控除と子ども手当とを比較してみると、ここは違いが出ると思います。
配偶者控除に結婚を促進する働きがあるとすれば、子ども手当はその先の子どもを増やす効果があるように思います。子どもを増やすということにより、少子高齢化を抑えて(=労働者の割合を増やして)、国民一人当たりの生産力を高めて、税収を増やして借金の返済や社会保障などへの余力が生み出す、というシナリオも見いだすことが可能になってくるように思います。もちろん、配偶者控除も出生率の向上に寄与する可能性はありますが、それ以上に子ども手当の効用が強いことは明らかに思います。

子ども手当のための配偶者控除の廃止に反対としている人もいると思うのですが、全体最適を考えた決断をするのであれば、僕は子ども手当を選ぶし、さらに子ども手当よりも効用の薄い配偶者控除を廃止しての子ども手当導入に賛成するわけです。
配偶者控除というのが既婚者層の既得権益となっているような気がします。
全体最適≠個別最適であり、一般的には全体最適には流れないのが政治・選挙の難しいところ。ここは断腸の思いでの既得権益との訣別という英断を期待したいところです。

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