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OB訪問の手紙

今日はOB訪問のお願いの手紙を書いてみました。お相手は商社。
去年セミナーで会った名古屋から来た商社志望の学生と話してたときに、「商社って合弁で子会社を作ったりするんだよ」とか聞いて、「ふーん。じゃあ商社にはいれば子会社の経営できるのかな」なんて思ったのが商社に興味を持ったそもそものきっかけなんだよね。

OB訪問の依頼って普通って電話で済ますものかな、なんて思ったんだけど、商社のセミナーは申し込んでも落っこちちゃうからどうしてもOB訪問したいと思って万全を期しての手紙です。もちろん後から電話もします。
本文はPCで作って印刷して、それに簡単な挨拶を書いた手書きの添え状をつけて封筒の中へ。添え状の紙は東急ハンズで売っていた、薄ピンクがかった和紙に桜の絵が淡く描かれているものを使いました。んで、封筒に入れる前に甘めのにおいがする香水もつけて。封筒は木繊維がまばらに見えるクリーム色。和風です。
気合入れすぎかな?

手紙一つ書くのにも、きちんと読んでもらってこっちの要求を聞いてもらおうとすると大変。読んでもらう人が気持ちよく受けてくれるように書かなきゃいけないからね。接客マインドっていうのかもね。こういう工夫ってきっと仕事をするようになっても大切なことだよね。
今回の手紙のコンセプトは"和風癒し"。忙しい相手に出す手紙だから、ほっとしてもらいたくて視覚と嗅覚に訴えかけてみました。

でも、書き終わってから一つ気になったことが。
海外出張行ってたらどうしよう!(笑)

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スキー、大スキー!

スキーしてきました!@白馬五竜。
昨日の夜に都庁前集合で出発!朝方寝る生活が続いてたからバスの中寝られるかなー、って心配してたんだけど、早起きしていたおかげでヨユーOKでした。
夜行のバスって乗ったことある人はわかると思うんだけど、座席にかなり余裕があるのと観光バスみたいに詰め込みのバスがあるよね。日帰りリフト込みで1万円だったから、バスはあんまし期待してなかったんだけど。いや、疲れましたよ。高校時代に1回のって後悔したのを思い出した。

でも、夜寝られたおかげで朝から体調良し!ついでに天気も良し!雪質も良し!
きもちかった!
ゲレンデは小さいんだけどその分、人も多くなくて初心者としてはやりやすい。風は少し吹いてて寒かったけど、こんなに雪質のいい時にこられて幸せ。
昼ご飯は少し早めに10時ごろに食べました。サラダうどん350円。ほかのメニューが700円とか1000円とかしてる中で安い!ってことでたべました。が、少ない。小さな器にうどんが少しとその上に野菜がちょこん。そういうことだったんだね。やっぱりスキー場の飯は高いよ!

んで、シャラシャラ滑ってたんだけど、なんかおかしい。板が外れる。緩めの斜面滑ってるときは良いんだけど、勾配がきつめになるとターンのときに板に力がかかってパカパカ外れる。昼ごろにねじ閉めてもらって少し良くなったかなと思ってたんだけど、滑ってるとまたゆるくなってきてパカパカ。
我慢して滑ってたんだけど、バスの時間が近くなってきたから、最後に一本滑って帰ろうと思って滑り始めたときにとうとうぶっ壊れた。ふもとまでは遠かったけどバスの時間もあるしで走った走った。1キロぐらいは走った。滑ればすぐなのに走るのって大変。周りはびゅんびゅん滑ってる中で走ってるのは恥ずかしいし。今日で一番汗かいた。何とかバスには乗れたけど、最後気持ちよく滑りたかった!レンタルスキーには要注意なり。

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いま、会いにゆきます(孫正義に)

今日はソフトバンクグループの会社説明会に行ってきました。
参加した学生が数千人いたと思うんですが、一つの会社の説明会でこんなに多くの人間を見たのは初めて。両国国技館でやっちゃうぐらいだからなぁ。ってか、国技館遠いんですけど!八王子から通うとすごく遠いんですけど!
それはさておき、今日の目玉は孫正義直々の講演が聞けるということ。八王子くんだりから参加するにも訳がある。

講演の内容はソフトバンクの今までの歩みを紹介し、いくつかのグループ会社について紹介し、そしてこれから、みたいな感じです。個人的には一人の男が今までどんな風にして会社を大きくしてきたのかに興味があったから、今までの歩みの紹介は面白いと思わせられるものがあった。40もの事業プランを考え、それらを自らで作った事業チェックリストでふるいにかけ、最終的に業界の成長性からITで行こうと決断したこと、今から24年前に福岡のビルでアルバイト2人と共に歩き出したこと、日本では先駆けて戦略的買収で効率的に会社を成長させていったこと(グループ企業800社!)、などこれから起業をしたいと思う人間には良いお手本になりうる話だったとおもう。ライブドアの堀江さんもインターネットに早い時期から触れることが出来た幸運からライブドアがあるんだろうし、孫さんも今から20年以上も昔(アメリカにわたっていたとき)にPCにふんだんに触れることが出来た幸運があってこそのソフトバンク。体一つで日本を代表する企業にするためには新しい技術は不可欠なんだね。
デジタル情報革命を産業革命と対比して説明することが多かったんだけど、その中で、産業革命は人間の筋力の拡張であったのに対し、デジタル情報革命は人間の脳の活動の拡張である!って言う主張をしていたのだけれど、これはデジタル情報産業が持つ無限の可能性を感じさせる一言だったと思う。先日セミナーに行ったガイアックスでは、ITを通じて脳と脳をつなぐ、っていう理念を持っているんだけれども、人間の可能性の拡張ということでいえば根底にあるのは同じものだと思った。

セミナーを聞き終わって思ったこと
「ソフトバンク、強えぇ…」
ブロードバンドの流れとして今まではインフラの整備に重心を置いていたけれど、これからはそのインフラにどんなコンテンツを乗っけるか。独自の情報インフラ網を全国に持っていて、コンテンツを乗っけるグループ会社もふんだんにある。負けないでしょ。NTTの電話回線に対しては、より高い技術であるIP電話で対抗し、光通信ネットワークとYahooをはじめとするコンテンツ子会社を活用して将来的にはTV配信を行いTV局を駆逐する。
ちょっとうれしかったのは孫さんの考えてることと、僕の考えてることが近かったこと。これからはどんなビジネス(特に個人向け)を起こすにしろ情報インフラが勝利の前提条件になるんだろうなぁ、って思ってて、実際のソフトバンクの戦略も情報インフラを持っている利点を生かした経営戦略をとっていたから、僕の目線も間違っていなかったんだなと。

孫さんの一番凄い能力は先見性だと思う。将来一番広がるであろうフィールドを予想し、そこに勝負をかける。出店地を間違えた飲食店はどうがんばっても先が見えているのと同じで、企業の潜在的な成長限界というのは船を漕ぎ出すフィールドで決まると思う。孫さんは1番広い海を見つけたってことだね。僕が今から起業するんだったら何がいいのかなぁ、って帰りの電車で考えたんだけど、技術革新があって勢力図が塗り替えられそうな業界で、かつ市場規模が大きな業界っていうとなんだろう。燃料電池たずさえてエネルギー業界に殴りこむか?…もう、おせえって。

あ、今日「いま、会いにゆきます」を読み終えてしまいました。両国国技館まで長かったから(笑)小説って読み終えるとさびしい気持ちになりませんか?読み終えてしまうと小説の中に広がっていた世界が終わってしまうような気がして。でも、本屋で新しいぴかぴかの同じ本を見かけると、その中にはまだ始まってない同じ世界が残っているような気がしてすこしホッとします。
本の内容は書きたいんだけどねぇ。やめたほうがいいよね。簡単に言うと、愛に包まれた本当に幸せな家族のお話です。ぜひ、読んでみて下さい。

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花粉症

今日はすごくあったかかったなぁ。原付で学校まで通ってるんだけど、あったかくなってきて一番うれしいのは原付に乗るときに気持ちいいこと。今日はそれほど厚着しなくても大丈夫だった。もうすぐ3月だからねぇ。春がやってきますよ!
ただ、あったかかったかわりに結構花粉飛んでませんでした?家から出ると目がすこしかゆくなってきて、そろそろマスクのお世話にならなきゃならないかも、なんてことを思わされました。花粉症になったのはここ4年ぐらいの間なんだけど、せっかく気持ちのいい季節なのに表に出るのがいやになるなんてなんだかやりきれないわー。
そもそも花粉症ってのは植物の花粉に含まれるタンパク質の一種が体内に入り込むことで生じるらしいです。花粉にタンパク質が含まれていたのは初耳。あと、空気の汚れているところに住んでいても良くないみたいです。
んで、何か簡単な対策法はないかなぁ、と思って探したらありました。なんと鼻呼吸が花粉症にはいいらしいです。鼻で呼吸したら余計鼻水ずるずるになってしまいそうな気がしたんだけれど、要は体内に入る花粉の量を減らすことが重要でそのためには鼻呼吸らしいです。なるほど。

こんなに花粉に苦しんでいる人がいるのにどうして国は何もしないんだ!って思う人も多いと思います。でも実際には花粉症の対策活動をしている議員さんとかがいるんです。そんな人たち集まった組織があって、ハクション議連っていうんだけど知ってます?花粉症等アレルギー症対策議員連盟の通称なんだけど、面白いよね。詳しくはここを見てもらえるとわかります。こんなことしてる議員さんがいるなんて知らなかった。いろいろやってるんだねぇ。
僕、昔は議員になりたかったんですよ。高校生ぐらいのときなんだけど。難しい理由でもなんでもなくて、議員になれば日本を良くできるんだろうなぁ、なんて漠然と思っていたから。実際の議員はしがらみだとか多そうだとか、権力取りの駆け引きが複雑でうんざりだとか、そんな実情を知るにしたがって興味も薄れていって、今はあきらめてしまっているんだけれども、どうしたらもっと風通しが良くていいと思えることを遠慮なく出来る政治が実現するんだろう。日本の会社は国際的な競争にさらされているから年功序列だとかいった非効率な習慣から脱皮しつつあると思うんだけれども、政治家の立場はそういった厳しさとは無縁だろうから自浄作用もはたらかないだろうし。相変わらず大臣になるのに重視されるのは当選回数だったり、派閥だったり。民間企業だったらそういった甘い人事で損害をこうむるのは企業自体だけれど、国政の舞台でナアナア人事が繰り広げられたツケは僕たちの将来にふりかかってくる。
国会も国政をシンクタンクに丸投げして決めてもらったほうがより良い未来になるんじゃないかな。そもそも議員になるプロセスは選挙だけど、今の選挙では政策立案能力よりも以下に票田を確保するかだから、ろくな能力もない議員がのさばってるわけだし。少し勉強すれば正直誰でも出来そうだよね。
ここはやっぱり政策のアウトソーシングですよ、小泉さん。

そうはいっても、すべての原因はそんな人たちに票を投じてしまっている僕たち選挙民に問題があるわけだから、ここはひとつ選挙権を免許性にしたらどうだろう。簡単に言うと、センター試験みたいに大々的に「国民総選挙権テスト」みたいなことをして、票を投じるにふさわしいほどの政策判断能力を有しているかどうかを決めるわけですよ。現状は20歳以下の人は一律に判断能力がないとされて選挙権を与えられていないけれど、よくよく考えるとこれってフェアじゃないよね。選挙前って各党がビラを配っていたりすると思うんだけど、むかし僕が高校に通う途中にビラを配ってる人がいたんだけど、選挙権のなかった僕は見向きもされなかったことがあって。これからはその基準は年齢ではなく政治への理解・興味関心度によるんですよ。選挙権はただ与えられるのではなく、自分自身で獲得してこそ大切にしようと考えるんじゃないかな。
ま、絵空事だね。

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ブーズアレン筆記&エントリーシート書きました!

今日は久々の筆記試験を受けてきました。
就活関係で筆記試験を受けるのは4度目なのでもう緊張はしてません。ってか、少しは緊張しなきゃいけないよなってぐらいです。

今日受けた会社はBooz Allen Hamilton (ブーズ・アレン・ハミルトン)っていう経営コンサルティングの会社です。この日の日記で僕が提出したエントリーシートを公開した会社です。とりあえずエントリー通ってて良かったよ。

本日のプログラムとして
①会社の説明が1時間強あって
②休憩が10分
③筆記試験が1時間強
の合計2時間半程度でした。

説明内容はコンサルの仕事内容や必要な資質とブーズアレンについて、キャリアパスなどについてでしたが、コンサルの仕事内容の説明はどこで聞いても似たり寄ったり。会社の人が一押ししてたのは評価制度でした。360度評価がかなり利いてて、その評価法のために、マネージャーが新人をこき使うなどといった傍若無人な振る舞いがとりづらくなったり、マネージャーが新人コンサルタントをきちんと指導するようになっているようです。コンサルにしてはめずらしいなぁ。この会社も昇進についてはアップオアアウトなんだけど、それも優秀な後進に道を譲るためなんだとか。人に価値を置いているコンサルとでもいえるのかな。もちろん優秀であることは前提なんだけど。

試験の方は国語と算数と論理と英語の4部構成になっていて、そのなかでは算数の問題がかなり出来が悪かった。コンサル筆記によくある時間が足りないってやつです。逆に言えば他の3つについては差がつかないような問題で、あの問題で参加者の間にどんな差を見つけることが出来るんだろう?
結果は木曜日にメールで送ってくるとのことなので気長に待ちたいと思います。

んで、今日もエントリーシートを書いたのでその内容を載せてみます。今日は日本総研に提出したエントリーシートから。分量は少ないんだけど良かったらコメント下さい。
やっぱり動機ブレブレの内容なんだよね~。

設問1で選択した(僕はコンサルティングとインキュベーションとリサーチを選択しました)フィールドにおいて最も取り組んでみたい仕事は、どのようなものですか。また、なぜその仕事に取り組みたいのですか(200字以内)

答え
コンサルタントに課せられる業務はクライアント企業内部では手に負えなかった難易度が高く重要な課題だと考えます。また、業務を変革し実効性のあるソリューションを打ち出し、社会を変えていける能力こそ社会人として価値のある能力だと考えます。年功序列が崩壊するであろう今後の会社組織においては、そのような難易度の高い業務をこなし、能力を手に入れ、成長を続けることが必要だと考えます。

うーん、微妙かも。200字って難しいよね。もっとうまく意見を盛り込める人もいるんだろうな。

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読書のススメ

旅行に行っていた間に本を5冊読みました。実用書や小説などなんですが、日本語で書いてあるものを持っていったほうがいい、って言う父のアドバイスに従って持っていたんだけどもっていって良かった。
読んだ本は
稼ぐが勝ち(堀江貴文)
会社が放り出したい人1億積んでもほしい人(堀紘一)
恋愛写真(市川拓司)
雨はコーラがのめない(江国香織)
女性のための食べもの屋開業術(勝身利子)
です。

①について
御存知ライブドアの堀江さんが書いた本。タイトルからして歯に衣着せない様子なんだけど内容も同様で「お金を持っている人間が一番強いのなら、金持ちになればいいのです。」なんてさらっと書いてあったりしてテレビで見かける堀江さんらしい本です。上記のようなタブーを気にしない姿勢や意味の無いしがらみを意に介さない姿勢は敵も多く作るけど、でも実は本質を見抜く力の裏返しでもあるんだなと思ってます。最近話題のライブドアですが今後どうなるのか楽しみにしてます。

②について
ボストンコンサルティンググループ元社長にしてドリームインキュベーター創業者の堀紘一さんです。内容はこれからの時代に生き残る会社組織とそこで活躍するビジネスパーソンに欠かせない能力についてだったと思います。簡単に言うと、上司のご機嫌を伺うことが得意な世渡りのうまい人間が出世する時代は終わり、実力を持った人が地位も収入も得るだろう、って内容。こんな世の中になってほしいなぁ。

③について
今話題の「いま、会いにゆきます」の作者の本です。2年ぐらい昔に広末涼子、松田龍平主演、堤幸彦監督で同名の映画が公開されていたのを覚えている人がいるかもしれませんが、その脚本をベースに書かれた本です。なので内容は映画とは少し違う、と思います。映画は見てないんです(笑)買ってから半年以上ほったらかしにしていたんですが、もっと早く読めばよかった。大学生活を舞台に繰り広げられる恋愛小説なのですが、2人の女子学生と1人のカメラが好きな男子学生のせつなげなストーリーです。なかなか良かったので「いま、会いにゆきます」も買ってしまいました。

④について
江国滋の長女である江国香織さんの作品。彼女とその飼い犬との日常を淡々と綴ったいい意味でなんとも無い本です。作中には彼女の好きな音楽とそれにまつわるエピソードがちりばめられているんですが、この作品から改めて思うのは、なんて感受性の豊かな女性なんだ、ということ。音楽の感じ方も普段僕が感じているそれに比べて深く具体的だし、なにより日常の生活なんかじゃ本書けないって、普通は。似たテイストの「とるにたらないものもの」も買ってみましたので感想はまた次の機会にでも。

⑤について
食べもの屋で起業をしたい女性というのは結構いるのかな?この本はそんな人たちのために書かれた本です。女性が手がけて成功させた実際にある12のお店の立ち上げ話が載っています。年齢も前職もさまざまな人たちだけれども共通して言えることがへこたれない、ってことだと思います。それに、いろんなキャリアの人でも成功させることが出来るんだな、ということも励みになりました。食べもの屋って細かいところにも気持ちを配ることが出来る女性の特徴がうまくいかせる職業のひとつなんだろうなとも思いました。

乱読だなぁ、とは思いながらも、ビジネスに関わる本ばかり読んでいる自分もなんだかなぁ、なんて気持ちになっていたのでこんな読み方もありかも。

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旅日記(2月17日)

ローマからチューリッヒ経由で飛行機に14時間ぐらい揺られて帰ってきました。
現地時間午前9時50分ローマ発の飛行機で飛び立って、日本に帰ってきたのが日本時間午前9時。あれぇ?14時間しか乗ってないのにおかしいぞ!まぁ、時差なんだけど。
時差ぼけ対策の為に機内で酒飲みまくって、じっとしていたのにもかかわらず寝られず。そりゃそうだ。日本時間が午前2時ごろを過ぎて必死こいて寝ようとしているときにローマはまだ午後6時とかそのぐらいなんだもん。6時に寝るなんておじいちゃんぐらいなもんさ。

ビックリしたのがローマの空港での日本人の数。こりゃイタリアも潤いますわ。イタリア人働かないわけだ。僕が出発カウンターでボーディングパスを受け取っているときに、別の窓口には日本人ツアーの長い列が出来てたんだけど、すごいね。50mぐらい続いてた。こんなにローマに日本人いたんだったら、友達も出来そうなもんだな。ローマでは日本人との出会いがなかったのが残念だわー。

飛行機に乗ったときは正直少しほっとした。海外でも問題なく一人でやっていけると思っていたけど、コミュニケーションの難しさにはかなり打ちのめされた。イタリアでは英語を話せる人がほとんどいないこともあって、街に出てもきちんとしたコミュニケーションが取れなくてひどくさびしかった。物を買うときには言葉を交わしてコミュニケーションのようなものをするのだけれども、結局のところお金がないとコミュニケーション一つ取れないような人間でしかないっていうこともわかった。ホテルに戻ると一人だったし、テレビつけても言葉がわからないし。テレビから聞こえるまくし立てるようなイタリア語が耳に入ってくるのもかなりいやになってて、帰りの機内で聞いたオレンジレンジの花にはかなり癒されたというかなんというか。食事で日本が恋しくなることはあんまりなかったけど、言葉が恋しくなってしまいました。情けないけど、これが現実の僕の姿だったんだなぁ。よわっちぃ。

出発前は、就活時期にこんなことしてていいのかな?何てことも少し思っていたりはしたんだけれども、でもやっぱり行ってきてよかった。楽しいこともたくさんあった。異国の地で目にする一つ一つが新鮮だし、外国で買い物をするだけでもちょっとした冒険だったし、スイスで僕を迎え入れてくれた優しい家族やその食文化、綺麗な山々が囲む中でスキー漬けの毎日を送れたこと、サッカーを通じて旅先で仲良くなった日本人、イタリアで目にした芸術と文化、一つ一つからいいものをもらいました。
他にも海外で一人でやっていくことの難しさ、世界の広さ、とか色々と知ることが出来たのは、成長するのりしろがまだこんなにも多く残っていることを僕自身に気づかせてくれたし。特に、ローマの路上で空き缶を前にして座っている人たちのには衝撃を受けた。ローマの駅でも同じように施しを要求されたし。でも僕は彼らに対してはお金を出す気にはならないし、かわいそうだけれども現在の彼らの姿は、それまでの行いの積み重ねの結果だと思っている。僕があんな姿にならないように、今日の努力を怠らないように良い反面教師として僕の中にとどめておきたいと思う。

まぁ、色々あったけどはじめての海外旅行は良い思い出として僕の中に納まっていきそうです。ってか、時差ぼけが僕の上から降りかかってきてるんですけど!

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旅日記(2月16日)

今日ははじめにトレビの泉に行ってきました。
泉に背を向けてコインを投げ入れるとまたローマにくることが出来る、って言うアレです。自転車に乗ってスイスイと走っていきました。きっと大きな広場の中にあるんだろうなー、と思っていたんだけれど、実際は住宅街の中のようなこじんまりとして空き地と呼ぶのがふさわしいぐらいの広さの空間の中にありました。
あれっ?って思ったのが最初の印象なんだけど、でも周りを建物に囲まれた狭い場所にあるからこその独特の雰囲気というものも感じました。一人でコインを投げ入れるのも寂しいので僕はしませんでしたが、泉のせりはコインをもってうしろを向いた人たちでにわかにごった返していました。

その後がパンテオン。
ここはトレビの泉からすぐ近くにある建物で、正面からだけ見ると神殿をかたどっているのですが、その奥にはドーム屋根をまとった円形の聖堂が続いています。こちらも周りが住宅街のようになっていたので大きくはなく見学もすぐに終わってしまうぐらいです。中には絵画と彫刻が数点ありましたが、今日は工事をしていて聖堂の右半分は見ることが出来ませんでした。

さらにコロッセオに足を伸ばしていきました。
自転車は今日の1時までだったのでコロッセオまでは地下鉄で行ったんだけど、ローマの地下鉄ってすごく気味が悪い。電車にスプレーで落書きしてあんの。なんじゃコリャー、って思ったけど恐る恐る乗ってみました。
ローマの地下鉄はスリが多いとの話を聞いていたので気をつけてのったのですが、何とか無事何も取られずに乗れました。コロッセオに向かっているときの感想はなんだか野球場に向かっているような気が。地元のナゴヤ球場に向かっているような。チケットを買うときにも行列が出来ていたんだけれど、そのときも球場脇で開場を待っているような感じ。雨風にさらされているだけあって風化のほどがよく見られました。中も工事がされていていまいち雰囲気を感じることも出来なくて残念。ラッセルクロウ主演のグディエーターのような世界観を想像していたんだけどなぁ。

夕方あたりから体調が良くなくて、今も頭痛いです。それと同時になんだか寂しくなってきて、夕食の店もハズレでパスタおいしくなかったし、サラダの葉っぱの色がおかしかったし。チョット帰りたひ…

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旅日記(2月15日)

今日からローマ。
朝9時前のユーロスターに乗っていざローマへ!なんて思ってたら、やっちゃいました、乗り遅れ。朝も時間どおりに起きて朝食も済ませて、すべてが予定通りだったんだけどなぁ。イタリアの電車は20分ぐらい遅れるのもざらなので、フィレンツェ駅のホームで余裕こいて本を読んでいたら、乗るはずだった電車の姿が少しずつ遠くなってく。あちゃー。仕方がないから30分後のユーロスターに予約をして、無事にローマには着いたんだけれども、12ユーロの出費(涙)
個人的にはユーロスターよりもそれより安いインターシティーのほうが好きかも。ユーロスターは揺れも少ないし、日本の新幹線みたいなんだけど、インターシティーは6人のボックスシートになってるからもしかしたらそこで旅人同士の出会いもあるかもしれないし。イタリアまで来てきれいな電車に乗ることもないかな。

例のごとくローマについたらホテルの場所を探さなきゃならないんです。予約は取ってあるんだけれども、場所がわからなくてね。何でこんなに毎回苦労しているのかというと、実は地球の歩き方を日本に忘れてきちゃった、みたいな(笑)しかも初海外、みたいな(笑)
自分で難易度高くしちゃったなー、なんて思うんだけど、地元の人に聞いてまわるのもまた楽しみ。だからホテルに着いたときの喜びはホントに格別。大げさに言うと、連絡先を交換しないで別れた友達と再会を果たしたぐらいの気持ち。今回はローマ到着1時間半後に到着しました。

さてさて観光に行こうと言う事なんですが、ローマでもやっぱり貸し自転車です。今回の貸し自転車屋はフィレンツェのときと違ってパスポートと引き換え、なんてこともなく一安心。しかも超軽いマウンテンバイクですよ。24時間で10ユーロと少し高めなんだけど、ここで借りておいてよかった。走っててわかったんだけど、坂が多くて石畳が敷き詰められているローマはとてもじゃないけど普通の自転車で走ってなんかいられないから。

レストランで昼食を済ませると、時間はもう2時過ぎになっていたから今日はそんなにまわれないと思って、市内中心から少し外れたヴァチカンのサン・ピエトロ大聖堂1箇所にすることにしました。自転車で坂を下り、遺跡のようなものや歴史的な建物に囲まれる道を駆け抜けて、最後に橋を渡ると、もうそこにはサン・ピエトロ大聖堂。建物の外観からしてすばらしい。列柱で支えられた回廊が聖堂の前を楕円形状で取り囲み、それによって球状一個分ぐらいの大きさ広場が聖堂に出来上がっているんだけど、その中心に立って聖堂を見つめると自分が世界の中心にいるのではないか、なんて錯覚に陥ってしまうぐらいの包容力がありました。ちなみに愛を叫んではいませんが(笑)

聖堂の中に入る前に聖堂の上に上ってみました。これは結構順番待ちが長くて、40分ぐらいは並んだと思います。街のはずれにあるので、上まで上るとローマの街を視界の中に収めることが出来ます。やっぱり素晴らしいんだけど、僕の好みからするとフィレンツェのドゥオモから見た街並みのほうが街の全体的な統一感があって好きだな。

聖堂の中はとんでもないことになってました。だだっ広い空間の中のそこかしこに美しい彫刻や絵画がずらり。しかも広い聖堂内のどこにも隙がない。本当に広いんです。んで、祭壇もいくつかあってその祭壇に向かって祈りをささげている人たちも。キリスト教を信奉する人にとって、この聖堂というのは格別の意味を持つんだろうなぁ。
その中の一番大きな祭壇の前の木のベンチに座っていたら(眠っていたら?)、たまたまミサ(のようなもの)が始まるところだったので列席してみました。これも文化に触れるいい機会。5人の司祭が紫色の法衣をまとって祭壇の前に立ってなにやら語っているのだけれども、全てがイタリア語だからなぁ。メロディーにあわせてありがたい言葉を歌ったり、そのあいだに立ったり座ったりして卒業式みたい。
40分ぐらいのミサで僕自身にはありがたいことはなかったんだけど、周りの人たちが跪いて祈りを捧げている姿を見ると、宗教が人々にとって救いの一つであることを見せ付けられました。僕は物質主義の人間だからか、目に見えないものの存在を信じることが出来ないんだけれども、神を信じる人たちが祈りを捧げることで明日を生きていくことが出来るんだったらそれはそれでアリなんだろうなぁ。それも人生を前向きに生きていくための手段なんだろうし。

聖堂のなかでミケランジェロの彫った有名な彫刻(聖母が弱った人を抱えている)があるんだけど、その聖母の柔らかなまなざしにやられてしまいました。正直、トキメキすらおぼえます(笑)一人旅だと人の愛情に敏感になってるから、そういった包み込むようなものには抗うことが出来ません。ということなので、僕のカメラEOSKissの機能を使えるだけ活用して一枚とってきました。かなりお気に入りの一枚。やっぱり被写体に気持ちを傾けるといいものが撮れるのかもしれないね。

晩御飯はイタリア版大衆食堂でラビオリとティラミス。ラビオリは美味しくてよかったんだけど、ティラミスはねぇ(苦笑)
でも、そこのマスター(らしき人)の人柄が超良い!小柄で七三わけでジップアップのニットが良く似合うおじさん。オーダーもらうときの腰は低いし、オーダーもらうと小走りで厨房までかけていたり。僕のテーブルの横を通るたびにニコニコしてこっちに視線を向けてくれたり。ここの食堂はおやっさんの人柄で持ってるんだろうな。帰りがけにアイーンをされた。こいつぅ!
その食堂にあったTVに見覚えのある番組が。別に日本の番組が放送されているわけでもないんだけど。薄暗いセットのなかで回答者と出題者とがサシで4択のクイズに挑んでいて、ライフラインが3つ。
そう、ミリオネアです。
セットとか音楽とか問題と選択肢の画面内への提示の仕方とか全部一緒!しかも
「ファイナルアンサー?」(イタリア語)
「ファイナルアンサー!」(イタリア語)
だってよ。出題者が腹にいろいろためてそうなところも一緒一つ違うのがみのもんたバリに正解を引っ張らないところ。異国の地で懐かしいものを目にした瞬間でした。

明日がイタリアに1日滞在できる最終日。
安全に気をつけて、ラストスパート!

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旅日記(2月14日)

今日は1日中フィレンツェにいられるから朝から夕方までイタリア文化との接触を図ってきました。貸し自転車屋で自転車を借りていざ出発。石畳の道はでこぼこしていてケツが痛くなるんだけれどもお構いなし。フィレンツェの芸術が僕を待っている!

フィレンツェ駅のすぐ近くにあるホテルに宿泊していたので、まずは駅正面のサンタ・マリア・ノヴェラへ。イタリア滞在3日目にして初めて本格的芸術との対面。教会の聖堂を見学できるんだけれども、聖堂の壁面には縦5m横3mぐらいの絵画が何枚も展示してありました。キャンバスに油絵の具で描きつけてあるんだけれども、そんなものを今まで見た事がなかったからそれだけで圧倒されてしまった。
その中の一枚に修復前と修復後とを対比して示した写真がパネルとして展示してあったんだけれど、その仕事ぶりもまた感心。ところどころに見られる剥落や経年変化による色あせの激しさによって淡白な印象を受ける絵画が、修復によって色鮮やかによみがえっていた。当時使っていた絵の具を頼りにもともとの色を想像しながらの作業。これもまた一つの芸術活動なんだなと思わせられる。そういえば、冷静と情熱のあいだに主人公の一人として出てきた順正も絵画修復士だったような。ロマンチックな仕事だねぇ。

修復といえば、いたるところで教会の修復がなされていたなぁ。ミラノのドゥオモもそうだし、フィレンツェのドゥオモも一部修復されていたし。ついてねぇなー、って思ってしまうんだけれども、何百年も昔の作品を当時に近い姿で拝むことが出来るのも日々町じゅうで繰り返されるこの修復作業があってこそなんだろうね。

その後は昨日見逃したドゥオモの内部とその屋根の上に行ってきました。何しろ今日はバレンタインデー。狙ったわけじゃないんだけどそんな日にフィレンツェのドゥオモに登るのは気が引けます。登ったらやっぱりでカップル多し。
「写真とってもらっても良いですか」
いいっすよ、いいっすよ。撮りましょうとも。羨ましさをこらえて撮りました。我ながらきれいな構図で撮れたと思います。いい思い出にしろよ(涙)
ドゥオモの上で女性案内員とヨーロッパ人カップルがけんかしてたのがかなりウケた。正確に言うとカップルの女性のほうがなんだけど。必死に言い合う女同士の戦いとそれをなだめようとするカップルの男性。ああ、これぞ"冷静と情熱のあいだ"(笑)フィレンツェのドゥオモの上で一人薄ら笑いを浮かべてその様を見ていました。

その後も2ヶ所教会を巡ったんだけど、そのうちのPALAZZO VECCHIO(読み方わかりません…)はかなり良かった。
まず入館前に金属探知機でのチェックがあるんだけれども、逆にいえばそれだけいいものが見られるってことだし、ガマンガマン。入ってまず驚いたのはホントに馬鹿でかい壁画が聖堂の右と左にドドン!
25mプールのサイズの壁画が2枚右と左から押し寄せる、とでも言えばいいのかな。馬に乗った人や乗っていない無数の人が剣を持って戦っている絵なんだけれど、この大きさにこれだけの人間を書いたのは想像以上に大変なんだろうな。
でも戦いの絵よりも、家族が描かれていて、その真ん中には赤ん坊がいるような絵のほうが個人的には好きです。聖堂の天井画も金色の格子天井のなかに丁寧に描かれていて、見ていて首が疲れました。天井画を描く絵師は描いている最中にたれてくる絵の具によって、目の中も絵の具によって色づいてしまうっていう話を聞いたことがあるんだけれども、そこまでの労力を結集して作られた大聖堂というのは中世の人々が抱えていた不安を象徴しているんだろうね。不安定な世の中で明日の保証もなかった中で、死んでしまったらどこに行ってしまうのだろう、ってね。宗教が反映するのは洋の東西を問わず、そんな背景があるんだろうなぁ。建物の中は基本的に天井画と壁画が描かれていて、それに加えて彫刻も見られるっていう展示形式。個人的には美しい女性の描かれている絵画に目を奪われることが多かったかな。僕も男なんで(笑)

そのあと近くのカフェに寄ってピザを1ピースとカプチーノを頼んだんだけど、これもやっぱりバカうまい!ピザは生地が厚くてチーズの上にピーマンやキノコがトッピングされているものだったんだけど、それ以上にうまかったのはカプチーノ。正直、これよりうまいカプチーノを飲んだことがない。コーヒー通では決してないんだけど、苦味とミルクのまろやかさのバランスがたまらない。店員も感じが良くてきびきびしていて良かった。イタリアにある飲食店店員って基本的に"やる気なし男、なし子"で構成されていると思っていたけどここは違った!PALAZZO VECCHIOの裏手にあるカフェなんで、ぜひ行ってやってください!

夕方になってきたのでフィレンツェ市街の脇を流れる川を越えて、ミケランジェロ広場へと行って来ました。昨日知り合った人に教えてもらったおすすめスポット。この広場は高台にあるので自転車をふもとに止めて、徒歩で登りました。階段と上り坂が続いているんだけれども、時々立ち止まって振り返ると、夕日に燃えるフィレンツェの街並み。少しずつ目線が上がっていくから何度振り返っても楽しい!
広場にたどり着いたときには、もう少しで日が沈み始めるというタイミング。気持ちが良いくらいに川をはさんだ街並みが一望できる。夕日のオレンジとフィレンツェの赤茶けた色があいまって切なげな色。横にいたフランス人(?)カップルはもうチュッチュ、チュッチュやってました。これは横に女の子がいないのがかなり残念。
カップルでイタリアに行くことがあればここは絶対はずさないで!しかも夕日が沈んでいくタイミングがベスト。日が沈んで街の明かりと川沿いの街頭がちらほらとともっていくと、街並みがまた違った表情になって2度美味しいときたもんだ!そんなことを知らずに行ったんだけど、なんていう幸運。いい写真がたくさん取れました。

今日もいいものをたくさん見たなぁ。
明日からは最後の滞在都市、ローマ。そろそろ就活がちらついてきたけど、最後にまたいい思い出作って帰るぞ!

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旅日記(2月13日)

今日は朝一番のインターシティーに乗ってミラノからフィレンツェへ。
ミラノ駅には7時頃ついたんだけど、まだ日の出前。電車に乗ってしばらくすると左の窓から朝日が昇ってくのが見えた。ちょうど何もない田舎の田園風景の真っ只中を電車は走っていたから、遮るものなくきれいに日の出を拝むことが出来た。いいことがありそう!

フィレンツェに着いたのが10時30分頃。
掃除のおじさんにホテルまでの道を尋ねると、その人がタクシーの運転手に聞いてくれて、最終的にはホテルのそばまで案内してくれた。前日はインターネットポイントを案内してくれたあんちゃんに金をせびられると
いうアクシデントがあったから、この掃除のおじさんも…、とか思ってたんだけど、そんなこともなく。
うたがってすみませんでした。&教えてくれてありがとう!

冷静と情熱のあいだを読んだ人にとってフィレンツェに着いて真っ先にすることといったらドゥオモでしょ。
なわけで、行ってきました。ドゥオモに向かう道すがら日本人多いなぁとか思ってたんだけど、そんなもんじ
ゃなかった。ドゥオモの前で見た日本人の数ったらもう。特にツアー客が多いね。旗振ってるお兄さんが日本語で説明していたからこっそり聞き耳を立ててはいたけど。

肝心のドゥオモなんだけど、すごいとしか言いようがない。
デカイから遠くから見ても圧倒的な印象を受けるんだけど、近くで見るとその仕事のすごさに感動させられる。細部の懲り様もハンパじゃないんだよ。正面にある高さ4mぐらいのデカイ扉一つとっても、人をかたどった50㎝ぐらいの
彫刻が随所に据えられていたり、装飾がなされていたり。妥協の跡がどこにも見られない。その勢いで建物全体が出来上がってるから、全部が芸術。
パティシエが5cm四方の小さなケーキに費やす繊細さで、全体が出来上がってるとでも言うべきなのかな。
こんなに細かくてデカイいものを作るのにどのくらいの年月を費やしたのか考えると恐れ入ってしまう。

ドゥオモの脇の塔登ってみるとまたすごい。フィレンツェの街が一望できる。
階段で少しずつ登っていくんだけど、少しずつ目線があがっていくと少しずつ街がみえるようになってくるんよ。
一番上に上がってフィレンツェ全体を見渡したときにはまたその美しさに感動してしまった。
レンガ色の瓦屋根が街じゅうに広がっているから街全体が古びたレンガ色。美しい!天気も良かったから、青い空と街の赤茶けた色とのコントラストも最高。登った高さは人が階段で上れるぐらいのものなんだけど、フィレンツェの建物が全体的に3階くらいでまとまっているから良く見渡せて気持ちがいい。
来て良かった!

ドゥオモのわきの塔に登ったのが1時ぐらいで、その後3時からフィオレンティーナの試合が近くのスタジアムであるみたいだからそっちにも足を伸ばしてみました。チケットは持っていなかったんだけど、今になって思うとこの決断が今日一日を最高のものにしてくれたと思います。
スタジアム行きのバスを待っていたときに一人の日本人に話しかけられて、その人も大学生で試合を見にくるためにヴェネツィアから電車で向かってきたみたい。きっかけはバスのチケットの買い方を尋ねられてだったんだけど、流れ的に一緒に行くことに。スタジアム脇のバーでチケットを買おうとしていたら2人組みの大学生らしき日本人を発見。その二人もそれぞれソロで見にきてその途中で仲良くなったらしい。
これで4人の日本人サポーター集団が完成。やっぱり中田効果はすごいんだなぁ、としみじみ。他にも日本人はごろごろいたから特に目立つこともなかったんだけど。

4人は年も違うしイタリアにきた目的も違うんだけど、サッカーを見たいって言う一心で出来上がったグループ。
オペラの勉強でイタリアに滞在している人だったり、ヨーロッパ中の遺産を電車で巡っている人だったり、8万円かけていくつかの試合のチケットをとってヨーロッパサッカーツアーをしている人だったりさまざま。そのサッカーツアーをしてる人は前日に中田とのツーショット写真を撮ってもらってた。くぅー!うらやましすぎ!

スタジアムに入って試合が始まると大歓声。中田がスタメンだったこともあってこっちもテンション上がりまくり。最近試合にフルで出てなかったから心配してたんだけど90分フル出場で堪能しました。
フィオレンティーナのベンチ裏2mぐらいの席だったから、選手超近い。中田が試合の途中にドリンクを取りにきたときなんかもう目の前に中田。
試合での中田は、うーん、今ひとつってとこだったけど、2対1で試合には勝ったし、満足。

その後、一緒にいたうちの一人が友人の家に行ったので、3人で夕食。ピザやパスタを頼んでシェアしたんだけど、どれもこれもうまい。トマトソースのスパゲッティもなぜか日本と味が違ってめちゃめちゃうまいし、チーズとトマトだけののったバジル風味のピザもチーズうまいし、バジルもいいしで最高!
トークもお互いの今までの旅行話とかネタが尽きなくてかなり盛り上がった。Jリーグネタでこんなに盛り上がったのもかなり久しぶり。気が付くと3時間以上も話し込んでました。
すごくいい出会いをした充実の1日でした。

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旅日記(2月12日)

望んでいなくても別れの時は確実に来てしまうものなんです。
7時23分のバスで出発することになっていたから、6時におきてシャワーを浴びたり身支度を整えていたんだけど、時計を見るたびに5分、10分と時間は過ぎてしまう。いつまでも続くんじゃないかと思っていた時間も終わりを迎えようとしていて、気が付くと7時をまわっていました。
ホストマザーにはバス停まで送ってもらうことになっていたので、ホストファザーに最後に別れの挨拶。
僕に何かを言ってくれていたんだけど、涙をこらえるので精一杯で、うつむいたままろくな返事も出来なかった。彼が僕に向けてくれた優しさにうまく応えられていた自信がない。スキーがうまくならなくてしょんぼりしていたときにも、よく景色を見せてそれとなく励ましてくれたし、その他にも思い出したらきりがないくらい。そんなことを反省しても今となっては遅いのだけれども。
ホストマザーはバス停まで車で送ってくれて、いったん家へと戻ったんだけど、本人曰く、朝食のパンを買いに行くついでに、戻ってきて僕がバスに乗り込むまで見送ってくれた。こんなに優しくされるなんて思ってもなかったし、長いことそんな優しさにはふれていなかったから、バスの中ではこっそりと泣いた。こっそりと、なんだけど、一人で窓ガラスにもたれかかって外を見ながらぼろぼろと泣いてしまった。外は雨がしとしと降ってたけど、それに負けないぐらいに。
僕の中にもこんな気持ちがまだ残っていたんだなぁ。その時にたまたま江国香織の小説を読んでいて、そのしっとりとした雰囲気にもおされて余計に悲しかった。僕はほとんど小説を読まない人間なんだけれども、彼女の作品だけは別で、彼女が作り出す雰囲気に引かれて時々目を通す。最後まで読むことはほとんどないのだけれども。

行きには乗換えに失敗したのだけれども、帰りにはうまく出来るようになってた。ミラノまでは4回の乗換えがあったのだけれども無事にミラノまで着いた。
ホストファザーが僕にチョコレートとかヨーグルトとかを持たせてくれていて、おなかがすいたときに食べるように言われていたのだけれど、ミラノのホテルについた今でもまだかばんの中に入ったままです。それを食べてしまうと、何か繋がりを一つをなくしてしまうような気がしてどうしても食べられない。いつかは食べなければとは思いながらも。

そもそもミラノに行きたいと思った理由が昔読んだ「冷静と情熱のあいだ」の舞台だからでもある。
ミラノについてからは美術館を巡ろうと思って、観光案内所で教えてもらった貸し自転車屋を探したんだけれども、どうしても見つからない。自転車を探しにミラノにきたわけではないし、しょうがないから地下鉄に乗ってミラノのドゥオモへと向かったのだけれども、そこで素晴らしい光景に出会った。ドゥオモとガレリアにはさまれた通りにお祭りの行列らしきものが延々と続いてこちらに歩いてきた。中世の騎士をかたどったような衣装や、お姫様のような衣装、その他中世のヨーロッパを彷彿とさせるような衣装の行列が続々と歩いてくる。それを見つめる人々も手には紙ふぶきや色のついた髭剃りのクリームのようなものが出てくるスプレーを手にし、あちこちに撒き散らしながら騒いでいる。教科書で見るような歴史的建築の真下でイタリア人らしく祭りを楽しんでいた。
でも、僕のコートに髭剃りのクリームをかけるのはやめてくれ(笑)

ドゥオモからホテルまでは3キロぐらいあったんだけど、せっかくなので歩いて帰ることにした。大通りに沿って歩いたり面白そうな細い路地を抜けたりしながらウインドーショッピング。その道すがらだけでドルガバが6軒ぐらいあって、さすがファッションの国イタリア。その他にもプラダやグッチやその他もろもろの有名ブランドが軒を連ねていました。それに途中で寄った本屋には日本の家紋や千社札のみを集めた本などがあって、芸術に関する感度の高さを感じた。
日本ですら売っているところをみたことがないのに。僕はオードリーヘップバーンの本を買いました。

駅でネットをしているとバックパッカーに話し掛けられて、もっといいネットカフェがあるから連れて行ってやる、って。なんとなく浮世離れした人でとてもじゃないけどビジネスマンにはならないであろう人。
安いホテルを紹介してやるよだとか、この国では財布を外で持って歩くのは良くないだとか、いろいろと世話焼きな人で彼に頼めば「地球の歩き方」もかけるかもしれないなって思った。んでも、びっくりしたのが世話を焼いたからちょっとお金をくれって言われて、そのときは流れに任せて渡しちゃったんだけど良く考えると納得いかなかったりもする。でも、誰も僕のことを知る人がいない街で、僅かな時間とはいえ話をすることが出来たのは僕にとっては少し良い時間だった。

明日はフィレンツェ。忙しいなぁ。

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旅日記(2月11日)

今日は前日の予報どおり雨混じりの雪になってしまったのでスキーは断念。
ということで近くのスポーツセンターに行ってスイミング。標高が1000mよりも高いところだから、水に入っているだけで疲れる。小学生時代は水球でならした泳力も今となっては過去の遺産でしかありません。25m泳ぐのにも必死になって、泳ぎきった後は壁にしがみつく始末。僕の泳ぎはたいしたことなかったけど、普段飲んでる水道の水もいいからか、プールの水もきれいで泳いでて気持ちよかった。ゴーグル無しで泳いだんだけど目が痛くならなかったのは水のおかげかな。ホストファザーいわく、水が柔らかい。うーん、いい表現。

夕食はステーキとグラタン。
グラタンにキャベツが入ってて甘みが良かったし、ステーキはもちろん美味しかったんだけど、今日は僕にとってはホストファミリーと過ごす最後の晩餐。だから、なんとなく複雑な気持ち。片言の英語でしか会話が出来なかったんだけど、毎日一緒に過ごしていると行動の端々で気づかってくれていることを感じていたから、いざ別れが近づくとつらい。
こんな風に思うなんて、スイスに来るまでは思ってもいなかった。誰かと別れるのが寂しいだなんて気持ちは久しぶりに感じた。ホントにいい家族なんだよ。ろくに英語も話せない僕に対してもいろいろ話し掛けてくれたり、自分が滑るのを我慢してスキーも丁寧に教えてくれたり。人の事を思いやる気持ちを持った家族だから、言葉がわからなくて会話の内容が理解できなくても、嫌な気持ちになることも一度もなかったし。そんなこと思いながら荷作りしてたら泣けてきちゃって。もう会えないのかなって思ったら悲しくなってきちゃって。
でも、よく考えたら会えるか会えないかは自分次第だし、会おうと思う強い気持ちがあればきっとまた会えるんだって思ったら、少しだけ気持ちが楽になった。ヨーロッパに訪れるべき場所が出来たことはやっぱりうれしいね。食事の後にみんなで撮った写真は大事にしていくつもりです。

明日は、電車で朝一番にミラノへと向かいます。
1週間親切にしてくれて本当にありがとうございました。また会いに来るので、そのときもまた!

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旅日記(2月10日)

今日も朝からスキー。別荘からバスに揺られてリフト乗り場まで。
リフトのパスを買ったときに、売り場の女の人がチョコレートを3つくれた。ラッキー!片言の英語がウケたのかな。パス自体が高いからなんとも言えないけど。時々だけど親切にしてくれる人がいてすごくうれしい。
ヨーロッパの人って日本人をバカにしてそうだって言うイメージがあるんだけど、必ずしもそうではないんだね。この人もしかり、ジュネーブで道に迷ってたときに話し掛けてくれた人もしかり。

スキーも今日は少しうまくなった気がする。体重移動の仕方とか足の運びがわかってきた。今日で最後なのが残念なぐらい。大してうまくならないんじゃないかって思ってたのが嘘のよう。もう少し練習できれば日本のゲレンデでモテモテになるはずだったんだけどなぁ(笑)

すごいショックだったのが、今日一日携帯でとった写真が消えやがって、凍った湖の写真とかきれいな山の写真とか、スキー場のもろもろの景色とか全部パー。明日は雪になりそうで、スキーは今日が最後になるだろうからたくさん撮ったってのに!!ふざけんな!あーあ、何で写真をとりまくった今日に限って消えんだよ!消えるんだったらもっとどうでもいい日に消えろよ!
ホントにショック…

ショックを引きずりつつの夕食はチーズフォンデュー。出ました!スイスと言えばこの食べ物!パンをチーズにからめて食すあれですね。長細いフォークみたいなものでパンを一刺し。チーズの中をぐるぐる。パンを取り出してチーズがたれないように串をくるくる。その後食べる。実際やってみると面白い。憧れのチーズフォンデュー。味のほうは思ってたよりも濃厚ではなかった。白ワインの風味が強かったせいもあるけど。
フォンデューセットって日本にも売ってるのかな?

夕食後はレゴでエンジョイ。レゴなんて小学校時代以来かな。僕はただひたすら塔を作ってました。アーティスティックな塔を作ろうと思うんだけど、思った通りにうまく組立てられなくてイライラするんだよね。結局出来上がったのは小さなペン立てみたいな塔になってしまいました。建築勉強しなおさなきゃな。

明日は雪または雨なので、プールに行くことになりそうです。

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旅日記(2月9日)

今日は一人で滑ってました。ホストファザーが昨日怪我をしたとかもろもろの理由で。
んで、一人だといろいろと考える時間があるわけですよ。今日の夕食はなんだろうな、とか、つま先冷たいな。このままだと凍傷になっちゃうよ、とか。そんな時にリフトに乗っているといつも思うんだけど、スキーって彫刻みたいじゃない?ゲレンデをそれぞれのスキー板のエッジで削り取って出来上がる彫刻。光のあたり具合がきまると凹凸がくっきり見えてホントに彫刻みたいなんよ。偉大な山々に、ゲレンデを駆ける一人一人がそれぞれの滑りを刻み付ける。ちょっと詩人テイストでいってみました(笑)

いざゲレンデに降り立つとそんなことを考えている余裕はナシ。
いまだにパラレルでターンできないもんね!ボーゲンでも体重うまく乗せられないもんね!
僕が滑ってるのは初級ゲレンデのはずなのにヨーロピアンたちはびゅんびゅんすっ飛ばしていくから怖くてたまらないっつーの。しかもゲレンデの傾斜角も激しいしさぁ。絶対30度はあるね。これが初級ゲレンデだとしたら僕はどこを滑れば良いんですか、って話ですよ。ヨーロッパ基準は日本人の肌には合わないですよ。毎日滑っているけど少しずつはうまくなってるのかな?周りのおじいちゃんとか幼児とかが僕よりうまく滑っていくからいつまでたっても自信ないよ。

別荘に帰ったら夕食。いつもながら腹ペコっす。
今日は羊の肉とパスタ。羊は初めにフライパンで焼き色をつけた後に、オーブンで二時間。味付けは塩味とにんにくの風味がした。パスタは平べったいパスタで溶かしたバターの味。前に北海道に行った時に羊の肉を食べたんだけど、その時に食べた羊よりも肉にクセがなくて食べやすい。これもスイスの大自然のなせる技か。

夕食後は親戚の娘とじゃれ合って遊んだというか、なんというか。親戚の娘もホストファミリーの子供も最近仲良くなってきた。言葉はわからないんだけどそれでも何とかなるのが子供のよさだね。僕の子供ウケのよさには国境は関係ないらしい。3日後には出発しなきゃならないのがホントに残念。

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旅日記(2月8日)

今日はモンフォールまで登りました。
ゴンドラを乗り継いで行くと標高3000m強のモンフォールまでほとんど歩かずに行けるんです。
値段はちょっと高くて56スイスフラン。大体5000円ぐらい。もうフランが残ってません(涙)お金は残ってないけど素晴らしい景色と思い出は残ってる。プライスレス(笑)

モンフォールは周りを取り囲む山々と同じく高い山だから、一番上まで登ると景色がすごくきれい。遠くにはマッターホルンやモンブランが見えて、その他にも白く染まった山がどっちを向いても広がってるんよ。雪の中にちらちら山肌も見えて白と黒のコントラストが素晴らしい。気温はマイナス10℃ぐらいまで下がってるみたいなんだけど、そこまでの寒さは感じなかったし、気候も良いからスイスにきたら見てほしい景色です。
山頂からもスキーで下ることが出来るんだけど、上級者向けなので僕は上ってきたゴンドラでおとなしく下山。山頂まで連れてきてくれたホストファミリーはスキーで下山。いいなぁ。
でも、その途中にホストファザーが足を怪我して。僕は見てないんだけど、細い道のカーブで人を避けたときに曲がりきれずにがけに落ちてしまったみたい。落ちた崖には岩があって、もう少しで大怪我になってたところだったんだって。スキーがすごくうまい人何だけど、それでもやっぱり怪我をすることもあるんだね。
いや、大事にならなくてよかった。帰りに怪我をした誰かを運ぶであろう救急救助用ヘリコプターが飛んでいくのを見て、改めてスキーには危険もあることを実感。

帰ってからは夕食だったんだけど、夕食は面白いものだった。
チーズを台に据えて、台についている電気ヒーターでチーズに上から熱を加えて溶かして、その溶けたチーズを皿に移してそのチーズでポテトを食べる。わかるかな?この料理のためだけに使うヒーターのついた台があるぐらいにスイスでは伝統的な料理みたいです。日本で売ってたら買ってみようかな。
要はチーズとポテトを食べるんだけど、目新しくて面白いと思ったのと同時に味もよかった。ミルクが美味しいからチーズも美味しいんだって。確かに、空気も水もいい環境で、いい草を食べてればいい乳も出ますよ。普通に牛乳も美味しいもん。
こっちではホントによくチーズを食べる。毎日の朝食がパンとチーズとハムだし、夕食にも頻繁に出てくるし。しかもチーズの種類も多い。牛の乳で作ったチーズだとか、羊の乳で作ったものだとか、そのミックスだとか。

夕食後は遊びにきている親戚の娘(9歳ぐらい)とその母親とモノポリーで遊びました。2時間後、僕はスイスの大地主になってました(笑)小学生相手にちょっと大人気なかったかなー、なんて反省もしたけど、楽しかった。モノポリーのおかげでスイスの地名も少し覚えたし、いい時間を過ごせたなぁ。

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旅日記(2月7日)

今日の夕食後のティータイムはかなり盛り上がった。
日本からもっていった懐中しること緑茶をみんなで食べたんだけど、懐中しるこを不思議そうに見ていた。しるこの素にお湯をかけている所とかなんかは特に。「これはお茶なのか?」とか聞かれたし。普通しるこって木のお椀か何かで食べると思うんだけど、こっちにはそんなものないからティーカップで食べました。初体験。花柄のティーカップとスプーンで食べるしるこには西洋の風が吹いていました。我ながらいいお土産を持っていったなぁと実感。慣れ親しんでいる日ごろの生活も日本の外に出ると特別なスタイルなんだよね。普段自分の文化を意識したりしないけど、海外に出ると世界の中での日本の立ち位置を確認できるような気がする。

しること緑茶をきっかけに、ティータイムの話題が日本の話になった。
寿司が美味しかったとか、京都に庭がすばらしかったとか、よく知ってるなぁって思わされることしきり。文化に対して貪欲な姿勢があるような気がする。東京は好きか?って聞かれて、好きだって答えると、どんなところが好きか?とか聞かれて、小さな子供の質問みたいであいまいな答えが出来ない。日本にいるときはナアナアの会話をすることが多いけど、

日本人が文化に対する意識をもたないのは島国だから本当に身近なところで異なった文化と接触する機会がないからなんだろうな。僕がお世話になっている家族は父親がオランダ人で母親がウクライナ人で、泊めてもらってる別荘がスイスにあって、CDから流れる曲はロシアの曲だったりと、まぁ多国籍なんですよ。ボーダレスっていうのはこういうことなんだよね。国境線は引いてあるけど地面はつながってるんだから。世界には多くのフィールドが広がっていて、そこで活躍できたら楽しいんだろうな。そんな生き方もいいかなと思い、英語の勉強を決意しました。

あ、スキーの方はそれなりにはうまくなってます。今日は標高2400mまで登ってそこで練習をしました。360度が雪山で、どこを切り取っても最高の絵になるような景色の中での練習。いやぁ、日本の皆さん申し訳ないです。こんな良いところでスキーさせてもらって。ゲレンデの規模が馬鹿でかいんだもん。大げさじゃなくて東京の区一つ分ぐらいはあるんじゃないかな。
そこを縦横無尽に転げまわって。あと、4日ぐらいは滑れると思うから、ガシガシ滑れるようになって日本に帰りたいと思います!

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旅日記(2月6日)

スキー
今日も朝からスキー。昨日は誰かのものだった足が、今日は少し僕のものになったような気がする。
なんだ、曲がるにはこうすればよかったんね、ここに体重乗せればよかったんね、って。でも今日も緩斜面だからねぇ。大きなことは言えないっす。まだまだ僕のテクニックではゲレンデマジックは起こせそうにありません。
んで、お昼に休憩をしようと思ってゲレンデの中腹にある山小屋みたいなレストランに寄ったんだけど、そこのウェイトレスにかなりびっくりした。僕がメニューを頼むときに少し考えてたら、そのウェイトレスが客である僕に向かって。
「急いで、忙しいんだから!」(英語)
信じられなくねぇ?そっちの都合なんか知らねえよ。客が物頼むときに急かすなんて何事ぞ。
リンゴジュースが4.5フランもする店の態度かよ!外国ってこうなのかなぁ?なんて思ったけど、逆に日本人が日本のスタンダードで客商売をしたらかなり好評かも。海外でお店持とうかな。日本料理屋「FUJIYAMA」なんてね。

今日の晩御飯はフォンデュー?っていうのかな、スイス名物のお肉だとかを串で刺してなべの中に突っ込んで食べるあれでした。でも、串を突っ込むなべの中身がチーズじゃなくてブイヨンスープ。その中に生の鶏肉、牛肉を泳がせて食べる、まぁしゃぶしゃぶに近いものだね。ソースはマヨネーズベースでケチャップと混ぜたもの、卵と混ぜたものとかがあって、肉にそれをつけて食べるんよ。面白いし美味しいしで、食文化の違いも堪能。それぞれの国の文化にはやっぱりそれぞれ良いところがあるんだね。

晩御飯のあとにサウナもはいりました。別荘にサウナもついてるんだよ。すごいよね。
水シャワーの後にサウナに5分ぐらい入ってまた水シャワー。で、その後体を拭いて木の椅子でリラックス。これを2度繰り返し。
安らぐねぇ。日本にいたときには考えられないよ。日本人の生活と比較して思うんだけど、随所に生活にゆとりをもたらす何かがあるような気がする。このサウナもそうだし、夕食前に飲むワインだとか、ろうそくに火をともしての食事だったり、夕食後にみんなでお茶を飲む時間を作ったり。
こういう文化はぜひ日本にもって帰りたいなぁ。
自分用の別荘を持ってこんなゆとりのある暮らしをするにはお金がなきゃだめかもしれないけど、日本人はたとえお金があったとしてもこんなに落ち着く暮らしをすることが出来るのかな。
ホストファミリーみんなやさしいし。見習うべきところが多いなぁ。

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旅日記(2月5日)

スイスといえばスキーだー!ということで今日は午前午後とスキーづくし。
ヨーロッパ人スキーうめぇ。小さな子供も、おばあちゃんもシューシュー滑ってく。日本人が冬季オリンピックの大回転だとかで勝てない理由がわかるわ。国民総スキーヤーって言ってもいいぐらい。負けてられねぇ。他に日本人のいないここじゃ僕が日本背負ってるようなもんだし。日本代表として頑張ります!

いやぁ、日本の皆さんゴメンナサイ(笑)さっぱりでした。
ホストファミリーの父親に2時間ぐらい教えてもらったんだけど、うまく体が動かないのね。
「スキー板でハの字、ハの字を作るんだ」(英語)
「体重は前にかけるんだ」(英語)
とか言ってくれるんだけど、もう足が自分のものじゃなくなってるのね。一番緩い斜面をそりで滑り降りる子供たちに混じって必死に練習。ってか、この日ほど自分の骨格を憎んだ事はないね。ハの字になんねぇんだもん。はぁ…
ゆっくりうまくなればいいよ、とか言ってもらうんだけど、僕の骨格が治るにはかなりの年月いりまっせ。

気温は0℃ぐらいなんだけど風がなくて日差しが鋭いから東京よりもあったかい。景色は最高だったし空気もすんでるしいい所に来たなぁ。僕の滞在しているヴェルビエってところはここ30年ぐらいで急速に発展したリゾート地なんだって。そのせいか知らないけど日本人が全然いない。ゲレンデを滑っても、移動用のバスに乗っても日本人いないから、子供とかがじっとこっちを見てくるのね。
やっぱし珍しいかぁ。

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旅日記(2月4日)

ジュネーブの滞在も終えて、今日は午前中からヴェルビエに向かいました。
今日から10日間ぐらい父の友人のお世話になることになっていて、その友人がヴェルビエに持っている別荘でバカンスを過ごしているからです。父の友人とその奥さんと子供(1歳)と母親の4人で過ごしているみたいです。

ヴェルビエってのはスイスの真中南寄りにあるスキーリゾートで、ジュネーブからは電車で3時間弱。
スイスの電車って改札がないから、駅で切符を買って電車に乗るまでが不思議な感じ。日本だったらキセルし放題なんだろうな、なんて思って電車に乗っていたら乗車券の確認が多いことったら。止まる度にくる感じ。しかもそこで切符を持っていなかったら罰金が80フラン。たけえ。

ジュネーブを出てしばらくはレマン湖を右手に見ながら電車は走るんだけど、馬鹿でっかい湖を太陽が照らして水面が輝いてた。うーん、ビューティフル。1時間もすると山岳地帯に入ってきて、山々とそこに積もる白い雪。まさにアルプスの情景。スイスに来たんだなぁ、と実感。

電車を乗り継ぎ無事にヴェルビエに到着、にはならなかったんだよね。
電車を降りてからバスに乗らなきゃいけなかったんだけど、どのバスかわからずに乗り過ごし。しょうがないからそばにいた15歳ぐらいの女の子にどうしたらいいかを聞いたんだけど、「ワタシ、フランス語シカ、ハナセマセーン」って。イヤもちろん日本語ではないんだけど。でもその娘が英語をしゃべれる人(10歳ぐらいの女の子)を連れてきてくれて質問タイムは無事終了。親切な少女たちに感謝。

結局電話で父の友人に車で迎えにきてもらうように頼んだんだけど、英語で頼まなきゃだから大変。一音一音を必死に捕まえるから頭がすごく疲れる。でも、何とか通じて迎えにきてもらうことに成功しました。

別荘について軽い昼食を済ませたあとにハイキングに行きました。
標高が低いところでも1500mもあるから順応しなきゃならなくてその一環でのハイキング。やっぱり酸素薄い。すぐ疲れるもん。普通に上り坂登ってるだけなのに息が切れる。軽い頭痛も。数日後には富士山と同じぐらいの標高まで登るらしい。少し憂鬱になってきた。でも、眼下には木で出来たコテージが立ち並ぶのが小さく見えて、雪が輝いていていい景色。空気がきれいだからか太陽の光もすごくまぶしい。

ハイキングから帰ると、親戚の人が二人(父親と娘)遊びにきてました。
夜はご飯を食べた後にトランプでウノのようなものをして遊びました。ホストファザーとホストマザーと親戚の女の子と僕で1時間ぐらいやってたのかな?遊びはいいね。言葉わらなくても楽しい。受け入れてくれる家族はかなり親切ですごく気を使ってくれてるのがわかる。家族はドイツ語で話しているんだけど、ボケーとしている僕に英語で教えてくれたり。でも思ってることを英語でうまくいえないからもどかしい思いをしているんだけど。

明日はいよいよスキーをするみたい。楽しみ!

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旅日記(2月3日)

滞在二日目。
昨日は10時過ぎぐらいには寝ていたから、朝起きるのも早かった。ナチュラル起床が7時台だなんて健康的だわ。
朝食はパンとコーヒーだったんだけど、その時のクロワッサンが心なしかおいしかった。温かくはなかったんだけど、それでもバターの香りがしてて。

朝食もほどほどに、さっそく街へ繰り出しました。
ジュネーブ駅の裏手にある貸し自転車屋を探して自転車を借りたんですが、大きな失敗が一つ。
またがっても足がつかねぇ…(笑)
やっぱりヨーロッパ人はでかいんだなーとつくづく。

ジュネーブ駅からレマン湖をにかかる橋を渡って、午前中はジュネーブの旧市街地をめぐりました。いわゆる石造りの建物が立ち並ぶエリアで、古き良きヨーロッパの雰囲気を満喫。特に目的地は決めずに気の向くままに自転車をこぎました。
ただ自転車で走ってるだけなんだけど、異国の雰囲気を体で感じて走っていたからなんとも言えないテンション。だって、何から何まで日本とは違うんだから、同じテンションでなんかいられるかって!
そうそう、スイスは右側通行なんです。
車乗らなきゃ関係ねーじゃん、なんて思ってたんだけど、そんなこともなく。こっちじゃ自転車もガンガン車道走ってて、ってか大きな通りには車道の中に自転車が走るためのスペースが書いてあるんですよ。で、地元の人がそのとおり走ってるから僕もその流れに乗っかったんだけど、やっぱり変な感じだった。右側走ってると正面から車が来るような気もするから気が気じゃない。
でも坂道を勢いよく下っていく感じは自転車じゃないとわかんないね。
すごくきもちい。
その代わり上り坂も激しいけど。

そのあたりってショッピングスポットになっててブランドショップが軒を連ねているんだけど、店が街の昔めいた雰囲気の中に溶け込んでいて、思わず立ち寄りたくなるような佇まいでした。日本にあるブランドショップの透明感ある佇まいもおしゃれで好きだけど、こんな重厚感あるつくりのショップもまたよいね。

昼ご飯も旧市街の中のカフェで済ませたんだけど、そこはサンドウィッチとショコラとを一緒に売っていて、表の石畳にもいくつかテーブルを出している店でした。サンドはバジル風味のサワークリームだったりサラミだったり、日本では食べたことのない味だったけど、全然アリな味。ショコラは砂糖で煮込んだ輪切りのオレンジの半分にチョコがコーティングされていました。こっちはちょっと甘かったかな。オレンジの表面が砂糖がざらざらしてたし。もう少しオレンジの酸味が利いてるとさっぱりしてよかったと思う。

昼食を済ませたあとは、ひとっ走りして国連の欧州本部を見にいきました。国連(国際連合)の前身である国際連盟がジュネーブに本部があったことって知ってた?僕は今日思い出しました。
国連職員による英語もしくはフランス語のツアーがあるって話で行ってみたんだけど、まず建物内に入るのも大変。
空港の出発手続きであるような危険物チェックがあって、それが終わったら入館証を受け取るんだけど、その入館証がパスポートと引き換え。
…さすが国連。
フランス語も英語もサッパリだけど、まだましな英語のツアーに参加しました。英語はわかんなかったけど、実際に理事会で使われている議場を見せてくれたり、建物内を案内してくれて、僕なりに平和について考えるきっかけになりました。案内してくれた人はしきりに人間の権利についての話をしていたと思います。

世の中には戦争があったり貧困があったりして、それに苦しんでいる人たちがたくさんいます。その事実はみんなが知っていることだと思うんだけど、それと同時にそういったヒズミを当然のことと思ってしまっていませんか。ある日朝起きたら、アフリカの貧しい人と自分が入れ替わっていたらどう思うんだろう。僕は絶対イヤだと思うし、みんなもそうだと思う。でも実際にはそんな環境で生きていかなきゃならない人たちがいる。自分がイヤだなって思うような環境で生きている人がいることについて、もう少し真剣になるべきなのかもしれない。その後に行った赤十字の資料館で戦争についての資料を見たときにも思いました。

あ、今日僕たちを案内してくれた国連職員はセインカミュに似たハンサムボーイでした。身長が180cmぐらいで背筋もピシッとしている彼が紳士的に国連と平和について語ってくれている姿はすごくかっこよかった。きっと女の子連れて行ったらコロっといっちゃうと思うなぁ。
女の子はジュネーブに寄ったらぜひ。

明日は朝からジュネーブを離れてベルヴィエに向かいます。父の友人が迎えてくれることになっているんだけど、どんな人なんだろうねぇ。

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旅日記(2月2日)

2月2日
着きました!スイス、ジュネーブ。

いやぁ、長かった。成田から12時間ぐらいかかったよ。念願の初機内食も食べられたし。
乗務員「パスタ、オア、ティキン?」
僕「ティキン、プリーズ!」
異文化コミュニケーション成功の瞬間ですよ!NOVAですよ!
肝心の料理もおいしかった。カレー風味のご飯にチキンと玉ねぎとニンジンの入ったシチュー?みたいなもの。

いや、チューリッヒ行きの飛行機の中からすでに乗務員が英語だったから大変だったわ。
イヤホンの使い方がわからなくて聞いてみたりしたけど、ほとんどサンキューしか言ってなかった気がする。でも乗務員の人が親切だったから個人的には楽しい会話(にはなってないかな)だった。
12時間ってかなり長くて寝たり起きたり飯食ったり。でも、窓際の席にしてもらったから景色がすごくきれいだった。飛行機の下は見渡す限りに雲が敷き詰められてろところもあって、ここ乗れんじゃね?とかマジで思った。

チューリッヒに着いてジュネーブ行きの飛行機に乗り継ぐ間、カフェっぽいところに寄って時間つぶしたんだけど、初めてそこでスイスフランを使った。パンとコーヒー頼んで食っただけなんだけど、初めてのお使い的な雰囲気を満喫。これからこんな体験が続くんだなぁ。
でもスイス物価たけえ!サーモンはさんだサンドイッチが9スイスフラン。1スイスフランが90円ぐらいだから800円以上。スタバもびっくり。
んで、そこで寿司らしきものが売ってた。
確かに日本人の団体客もいたから売れるかもなんだけど、海老の握りがが一つとか、カッパ巻きが一つとか、一つづつ皿に並んでいたから不思議な気持ちになった。普通寿司って2貫で頼むじゃん?こういう細かいしきたりみたいなものって言うのはやっぱり伝わりづらいのね。

チューリッヒからジュネーブ行きの飛行機の中では、前の席に座ってた3歳ぐらいのブロンド少女とにらめっこ的なものをした。(ってか、日本人に興味しんしんだったんだと思うけど)このあたりになると日本人の割合がぐっと減ってきてるから自分は外国人なんだな、って思ったりもした。それにアナウンスもフランス語と英語とでますますわからんし。

スイスってフランス語、ドイツ語、イタリア語が公用語になってて、ジュネーブってフランス寄りにあるから、挨拶も「ボンソワー」だし、ジュネーブじゃなくて「ジュナーベ」。晩御飯を食べにいったレストランでもフランス語が飛び交っててみんながトルシエ監督に見えた。
フランス語って悩ましげだよね。息遣いとかがさ。そんなこと思って一人でニヤニヤ笑ってたんだけど、はたから見たらキモイかもって今思った。
レストランで飯を食い終わって、会計を済ませたときにウエイターが「コニチワー(こんにちわ)」って。お前!日本語隠してたな!チップもらった時だけ日本語かよ!(笑)
でも、異国で日本人以外の人が俺のために日本語を使ってくれるのはすごくうれしかった。正直日本語話せなくてさびしかったから、少し救われたかも。
フランス語わかんないけど、お礼を言うときだけは「メルシー」って言うようにしてます。言葉って大事だね。


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初海外!!!!

もう出発の日が明日になっちゃいました。
2日11時には成田を発ち、十数時間後にはジュネーブへ。
かなりばたばたしていてろくに準備も出来ていなかったからここ2日はえらい忙しい日でした。
初海外だから海外旅行用装備もそろえなきゃならなかったし、ノートPCと海外用ケータイも準備したし。

スイスに何しに行くかってと、まぁスキーなんですよね。遊びに行くのかよ!って思った?リフレッシュって目的もあるけど一番の目的は別にあるんだよね。
僕の今回の旅行は父親の友人(オランダ人)一家のバカンスに帯同させてもらう形でなので、日本人は僕一人なわけ。受け入れてくれる家族は日本語通じないし、常識も違うし、そんな中で自分の駄目さ加減を痛感できればと思ったり、自分について考えたいと思うし。今の時期にはそれが必要だよね。
精神的にメッタメタにされれば儲けもん!
この時期に2週間も日本を離れるんだからそれなりの経験をしていく決意です。

向こう行ったら日記の更新も滞りがちになるかもしれないけど、そんときにはスイスの山奥でチーズフォンデューでもしてんだな、って思っててください。
それじゃ行ってきます!!

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